【2024年12月6日ハイブリッド開催】第118回研究会「大口径SiCウェハ加工技術の最新動向とビジネス展開」
200mm口径SiCウェハの製造・量産が開始され、これを機にxEV向けのSiCパワーデバイスの
本格量産が始まるとされる。SiCパワーデバイスのさらなる高性能化・高信頼性化、
そして低コスト化には、そこで使用されているSiC単結晶ウェハのさらなる
高品質化・低コスト化が必要不可欠である。
本講演会では、日本および世界の企業・大学で30年以上、SiC単結晶ウェハの研究を
200mm口径SiCウェハの製造・量産が開始され、これを機にxEV向けのSiCパワーデバイスの
本格量産が始まるとされる。SiCパワーデバイスのさらなる高性能化・高信頼性化、
そして低コスト化には、そこで使用されているSiC単結晶ウェハのさらなる
高品質化・低コスト化が必要不可欠である。
本講演会では、日本および世界の企業・大学で30年以上、SiC単結晶ウェハの研究を
工作機械の性能向上のため、新しい素材をその構造体に適用する試みがなされている。
たとえば欧州では、以前から鋳物を代替するものとして、ミネラルキャストが多用されている。
ここでは、工作機械に使用される新しい材料の動向について考察する。
さらに、鋳物を代わるものとして注目されるミネラルキャストについて詳しく解説するとともに、
日本国内で工作機械用ミネラルキャストを生産する工場を見学する。
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2024年10月11日(金) 13:00~16:30(技術交流会:17:05~18:20)
開催方式:工場見学を含む講習会(Web形式での開催は行いません)
会場(対面講習会、見学):日之出水道機器 栃木工場
〒324-0036 栃木県大田原市下石上1381-4
電話: 0287-29-2385 https://hinodesuido.co.jp/company/bace.html
集合場所:東北新幹線 那須塩原駅 改札口外
解散場所:東北新幹線 那須塩原駅
硬脆材料の平面加工に対しては,一般的な機械加工である研削加工,研磨加工に加え,
メカノケミカル作用を援用した砥粒加工,更に物理/化学的効果を主とした除去加工など
様々な加工方法が提唱され,実用化が進んでいる.
半導体結晶材料や電子デバイス素材,光学素子の平面加工には平坦度を求められるのと同時に
加工ダメージの抑制も重要である.こうした素材に対して高効率でダメージフリーを狙った加工を
実現するにはそれぞれの加工原理を十分に理解し,最適な加工方式を見極めることが重要である.
今回の講演ではその原理と実用例も含めて最新情報を4名の講師の方々にご講演いただく.
加工現場では熟練工のノウハウを伝承することが近年の課題であったが,今や熟練工自体が少なくなり,伝承すらままならないのが現状である.一方,近年では機械学習を用いたAI技術により,見た目や感覚によるものや数値化できなかったものをパターン化により分類できるようになってきた.
この技術を用いることで,熟練工が永年積み重ねてきた経験をデジタル化できる.そしてこれを工作機械に実装することで,誰でも熟練工のように加工できるようになることが期待される.そこで本研究会では,これまでの熟練工の感覚をAIを用いてどの程度工作機械に実装できるかを検討する講演を企画した.
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
カーボンニュートラル社会の実現に不可欠なパワー半導体デバイス市場の拡大が注目されている.
まず,これまで一部の特殊用途のみに搭載されてきたSiC パワーデバイスであるが,ここにきて
本格普及の兆しが見えてきた.2025年以降,多くのEVに搭載されると予測されているからである.
また,2030年頃には縦型GaNパ ワーデバイスが登場してくる可能性もある.
しかし,これまで圧倒的な市場を得ていたのはもちろんシリコンであり,今後もその地位は
揺るがないものと思われる.そこで今回はこれらの主なパワー半導体デバイス材料の加工技術,
中でも研削,研磨に焦点を当ててその分野の専門家に講演していただく.
主 催 公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時 2022 年 12 月 5 日(月) 13:00~17:00
開催方式 下記会場(対面)と Cisco Webex(オンライン)のハイブリッド形式
会 場 TKP 神田駅前ビジネスセンター5 階 カンファレンスルーム5C
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町 2-2-1 三井住友銀行神田駅前ビル 5F
⾼精度・⾼品位加⼯への要求の⾼まりを⽀えるように、光学による表⾯計測技術も進歩しています。
現在、加 ⼯表⾯や砥⽯表⾯の評価は様々なアプローチでされていますが、光学表⾯観察は⼿軽で
ありながらも、多様な 対象に対応可能という魅⼒があります。本研究会では、光学計測の
エキスパートをお招きし、光学表⾯形状計測 の基礎やそれらの応⽤事例についてご講演
をいただきます。
光学表⾯形状のトレンドや、光学計測の新展開に ついて、参加者の皆様と研究を深めること
ができればと思います。
主 催 公益社団法⼈砥粒加⼯学会 次世代固定砥粒加⼯プロセス専⾨委員会
日時 2022 年 10 ⽉ 14 ⽇(⾦) or 21 ⽇(⾦) 13:00〜17:00
会 場 TKP神田駅前ビジネスセンター カンファレンスルーム5C
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2丁目2−1 三井住友銀行神田駅前ビル 5F
⾼精度および⾼能率の研削加⼯を実現するためには,砥⽯のツル-イングおよびドレッシングは,
極めて重要であり,常にその技術の進歩が必須となっている.近年,新たに研究開発が⾏われている,
レーザー光線および放電を⽤いた,ツル-イングおよびドレッシング技術が注⽬されている.
そこで,本研究会においては,専⾨家をお招きし,熱と光を使⽤したツル-イングおよび
ドレッシング技術およびドレッシング後の砥⽯作⽤⾯の観察に関する研究会を企画した.
主 催 公益社団法⼈砥粒加⼯学会 次世代固定砥粒加⼯プロセス専⾨委員会
共 催 公益社団法⼈ 精密⼯学会 『超砥粒ホイールの研削性能に関する研究専⾨委員会』
⽇ 時 2022年8⽉26⽇(⾦) 13:00〜17:00
開催⽅式 PiO PARK(対⾯)およびCisco Webex Meetingによるハイブリッド形式で開催します.
〒144-0041 東京都⼤⽥区⽻⽥空港1丁⽬1番 4 号 HICity zone K HANEDA×PiO(ハネダピオ)
電話 03-5579-7971
従来、日本の製造業は、技術者・職人の経験や知覚に基づく加工技術により「品質の作り込み」
「普通とは一味違う仕上がり」を実現し、高い品質と性能が世界から認められ優位性を保ってきた。
一方、近づく労働人口減社会を見据え、IT化、全自動化などの対策が積極的に進められている。
これらの導入により、技術の継承は可能になるが、属人化している技能を継承することについては
別の工夫が必要であると考えられる。技能継承の如何によっては日本の製造業の競争優位性が
損なわれてしまう可能性がある。
高精度・高品位加工が求められ、技能者の“ウデ”に頼ることが多かった研削加工にも、
スマート化への要求が高まっている。新興国での加工へ対応、また熟練技能者の減少などから、
自動化、無人化が遅れていた研削加工においても、急速にその対応技術開発が進められている。
ここでは、2021年10月に名古屋で開催されたメカトロテック2021に出展された最新技術をはじめ、
国内で注目される最新技術について具体的解説する。
主催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日時:2022年4月22日(金 )13:00~17:00
会場:PIO PARK イベント会場
〒144-0041 東京都大田区羽空港1丁目1番4号 HICity zone K HANEDA×PiO(ハネダピオ)
電話:03-5579-7971
https://www.hanedapio.net/piopark/
+ Cisco Webex Meeting( Web)のハイブリッド形式で開催します。
※ 講演者には開催前の状況より,リアルかWebのどちらで講演かを選択して頂きます。
材料が変形したり亀裂が発生したりすると,材料内部に蓄えられていたひずみエネルギが
弾性波として放出されるが,この現象をアコースティックエミッション(AE)と呼ぶ.
このAEはAEセンサで検知でき,砥粒と工作物の接触のような極小規模な接触でも検知できる.
そのため研削加工においては,砥石と工作物の接触の検知に良く使われている.さらに,