【確定】11/29 関西地区部会第3回研究見学会 ~ 3Dプリンタの最新活用術 ~
滋賀県工業技術総合センターを訪問し,今年4月にオープンした「高度モノづくり試作開発センター」の見学会と,3Dプリンティング技術に関する講演会を企画いたしました.講演会では,3Dプリンタユーザであるパナソニック(
滋賀県工業技術総合センターを訪問し,今年4月にオープンした「高度モノづくり試作開発センター」の見学会と,3Dプリンティング技術に関する講演会を企画いたしました.講演会では,3Dプリンタユーザであるパナソニック(
工作機械において、切削面や案内面のなめらかなすべり出しの実現やスティック・スリップの防止は
加工精度 を保証するための重要な技術課題である。そこで今回の研究会では、静止摩擦から動摩擦への
遷移プロセスとシ ステムの安定性をテーマとし、トライボロジー分野で進められている最先端の研究
について理解を深めることを 意図した。まず実験的研究として、すべり出しの瞬間を可視化し、
遷移プロセスの時間分解能を高めた計測から、 接触面内を音速で伝播する波の重要性について論じる。
次に理論的研究として、システムダイナミクスの観点か ら、システムの非対称構造が誘導する摩擦力
ベクトルの回転運動の重要性について考察を加える。さらには、シ ステムの非対称構造を適切に
導入すると、擬似的に生み出される粘性減衰作用がシステムを安定化して、スティ ック・スリップ
を抑制できることが示されているので、それをスピーカーやシールに適用した技術応用について
紹介する。
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
『未来志向形精密加工工具の開発に関する(FT)専門委員会』の第34回研究会を 10月15日(火) 13時から東京駅近くの「ハロー貸会議室・八重洲ファーストビル」にて開催致します。
今回は「生産加工技術のイノベーション」をテーマとしました。前半には、京都工芸繊維大学名誉教授 太田稔先生に「Rapid Rotation Grindingによる高品位鏡面研削」と題してご講演いただきます。また、㈱安斉管鉄 安斎聡氏にウルトラファインバブルの最新研究成果を、山田マシンツール㈱ 山田庸二氏に超音波ヘリカルスキャン研削による硬質金型の微細加工の結果をご説明いただきます。後半には、富山県立大学 岩井研究室および日本工業大学 二ノ宮研究室で取り組んだ研究結果や今後方針を具体的に説明したいと思います。
ご多用のところ恐れ入りますが、是非ご参加いただきますよう、ご予定を調整いただければ幸いです。
遥か何億光年もの彼方の天体を観測する天体望遠鏡には大口径でありながら数十ナノメートルの形状精度が要求される非球面光学系や、温度環境が大きく変化する屋外でも天体を高精度に追尾する精密機構が組込まれています。これらの技術は100年以上前から確立されていました。本セミナーでは天体望遠鏡や人工衛星搭載用観測機器の製造メーカーと国立天文台を訪ね、天文機器の製造方法やその応用技術から生まれた超精密表面形状測定技術、天文台での最新の研究テーマを学び、その製造現場と天体望遠鏡を見学致します。今後の産業界において要求される“大型超精密技術”の原点とその応用技術を見て知ることができます。
◆日 時:2019年11月14日(木) 13時00分~17時00分(12時30分より受付開始)