2019年度 砥粒の日企画 オープンセミナー 「宇宙スケールの 精密加工・計測技術」
遥か何億光年もの彼方の天体を観測する天体望遠鏡には大口径でありながら数十ナノメートルの形状精度が要求される非球面光学系や、温度環境が大きく変化する屋外でも天体を高精度に追尾する精密機構が組込まれています。これらの技術は100年以上前から確立されていました。本セミナーでは天体望遠鏡や人工衛星搭載用観測機器の製造メーカーと国立天文台を訪ね、天文機器の製造方法やその応用技術から生まれた超精密表面形状測定技術、天文台での最新の研究テーマを学び、その製造現場と天体望遠鏡を見学致します。今後の産業界において要求される“大型超精密技術”の原点とその応用技術を見て知ることができます。
◆日 時:2019年11月14日(木) 13時00分~17時00分(12時30分より受付開始)
◆開催会場:三鷹光器株式会社 大沢研究所
〒181-0015 東京都三鷹市大沢 5-1-4 TEL:0422-42-1491 FAX:0422-32-1001
◆交 通:JR中央線 武蔵境駅 南口より小田急バス(境91系統)乗車、“大沢橋・羽根沢小学校”下車(約20分)。その後バス進行方向の信号を渡り右側、バス停から徒歩1分。
タクシーの場合は武蔵境駅南口より15分、「大沢の三鷹光器(株)」と運転手に伝えてください。
会場案内HPアドレス : http://www.mitakakohki.co.jp/company/access/oosawa.html
13:00~13:10 開催の挨拶 (公社)砥粒加工学会 副会長 諏訪部 仁
13:10~13:40 講演(1)「天体望遠鏡の製作と計測技術」
三鷹光器㈱ 開発室長 三浦勝弘 氏
13:40~14:30 講演(2)「宇宙の謎に挑む国立天文台」
国立天文台 天文情報センター 広報室長・准教授 山岡 均 氏
14:30~14:50 三鷹光器㈱大沢研究所工場見学(超精密三次元測定器製造現場)
14:50~15:00 国立天文台に移動(徒歩)
15:00~15:40 一般開放施設見学(65cm屈折望遠鏡など)
15:40~16:30 国立天文台ワークショップ見学(天文台が導入している最新の超精密工作機械や測定器)
16:30~17:00 50cmカセグレン望遠鏡(三鷹光器㈱製)見学
◆定 員:20名程度 (先着順で定員になり次第締切ります)
◆参 加 費:無料
◆申込締切:2019年11月7日(木)