【2020年2月7日】第89回研究会「必見,基礎から活用技術までを1日で網羅!超音波・ファインバブル活用技術の最前線」
工具に超音波を付加,加工液中にバブルを発生させることで加工性能の向上,加工の高速化・高精度化
の実現が期待できます.超音波・ファインバブルを用いた加工は特殊な加工,使用用途が限定される
というイメージがありますが,2019年度ABTECでは超音波・ファインバブルに関する発表が
10件以上あり,「使用するかどうかを検討する」から「いかに活用するか」というフェーズに
工具に超音波を付加,加工液中にバブルを発生させることで加工性能の向上,加工の高速化・高精度化
の実現が期待できます.超音波・ファインバブルを用いた加工は特殊な加工,使用用途が限定される
というイメージがありますが,2019年度ABTECでは超音波・ファインバブルに関する発表が
10件以上あり,「使用するかどうかを検討する」から「いかに活用するか」というフェーズに
工作機械において、切削面や案内面のなめらかなすべり出しの実現やスティック・スリップの防止は
加工精度 を保証するための重要な技術課題である。そこで今回の研究会では、静止摩擦から動摩擦への
遷移プロセスとシ ステムの安定性をテーマとし、トライボロジー分野で進められている最先端の研究
について理解を深めることを 意図した。まず実験的研究として、すべり出しの瞬間を可視化し、
遷移プロセスの時間分解能を高めた計測から、 接触面内を音速で伝播する波の重要性について論じる。
次に理論的研究として、システムダイナミクスの観点か ら、システムの非対称構造が誘導する摩擦力
ベクトルの回転運動の重要性について考察を加える。さらには、シ ステムの非対称構造を適切に
導入すると、擬似的に生み出される粘性減衰作用がシステムを安定化して、スティ ック・スリップ
を抑制できることが示されているので、それをスピーカーやシールに適用した技術応用について
紹介する。
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
SiC ,GaN,ダイヤモンドといったワイドバンドギャップ材料が,次世代の光・パワー半導体用材料と して注目されています.
しかし,これらの材料は硬度が極めて高く,また化学的・熱的にも強いという材料特 性から基板化加工が極めて難しく課題が山積しています.
そこで本研究会では,これらワイドバンドギャップ 材料開発の最新動向や最新のウェハ加工技術について各専門家の方々に講演を行って
いただきます. その後、産総研 西事業所内の先進パワエレ関連施設(結晶成長・ウェハ加工 他)の見学会を行います.
主 催:砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2019 年 10 月 4 日(金) 13:00~18:00
会 場:産総研西事業所 TIA 連携棟1階 TIA-nano ホール(茨城県つくば市小野川 16-1)
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/west/tsukuba_map_w.html
交 通:つくばエクスプレス;つくば駅で下車。
「つくば駅」からのアクセス方法には、バス(「連絡便(無料)」、 「路線バス(片道:250 円)」)と「タクシー」があります。
在来砥石では研削が難しい材料には必然的に超砥粒ホイール(砥石)が使用されている.
しかし,イ ニシャルコストが高く,かつ特有の研削技術を要するため,全ての在来砥石が
置き換わるまでには普及 していない.
そこで本研究会では,超砥粒ホイールがその性能を十分発揮するための研削加工技術に焦点を
当てることにした.
講師には,超砥粒ホイールによる高速・高精度・高品位研削技術研究の最前線 でご活躍の専門家
(企業と大学)をお招きし、最新の話題を提供していただく.
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
共催 公益社団法人 精密工学会 『超砥粒ホイールの研削性能に関する研究専門委員会』
日 時:2019年8月 23 日(金) 13:00~17:00
会 場:明治大学駿河台校舎 グローバルフロント3階 4031室
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1丁目1
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
東芝機械株式会社は、今年で70周年(1949年設立)を迎え、大型工作機械から超精密加工機械に至るまでの幅広い総合機械企業として、高品質の生産財とサービスにより顧客満足度の高い製品群で、国内外の工作機械製造業界をリードしている.今回は、御殿場工場における経験豊富な技術者による大型工作機械の製造に関する講演と組立現場および併設されたテクニカルセンターを訪問し、大型工作機械製造技術への取り組みと熟練技能者の作業状況、および大型工作機械の加工技術(切削および金属付加加工など)の開発状況を見学する.
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2019年6月14日(金)13:00(受付)~13:20(開始)~17:10
加工を高精度に行うためには,母性原理を実現すべく,工作機械の各部運動要素が誤差のない正しい運動を行うことが必要とされます.そこで,高精度加工の追求には工作機械の運動精度は重要な因子となることから,主題である高精度加工の支配因子として,工作機械の運動精度に注目します.
今回の講演会は,4名の講師の方々に講演1は工作機械の運動精度に関わる要素技術の紹介,熱変形,振動など外乱への対策を中心とした解説,講演2は運動精度の高精度化に向けた変遷や最新取り組み事例,講演3は運動精度を支える要素部品であるボールねじ,講演4は計測技術の基礎と最新情報を紹介して頂きます.
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
ダイヤモンドは工業製品として大変優れた特性を持っており、半導体として、また工具として大きな可能性を 秘めている。そのダイヤモンドの優れた特性を引き出すためには、品質の良い結晶を得る合成技術と特性を損な わずに目的の形状にする効率的な加工プロセスが必要となる。本研究会の前半では、『ダイヤモンドをつくる』 に着目して、合成および研磨に関する2件の講演を予定している。
また、後半では『ダイヤモンドでつくる』に 着目して、ダイヤモンドの優れた特性を生かした工具利用に関する2件の講演を予定している。いずれも第一線 で活躍する研究・技術者から最新情報を提供頂く。
※混雑が予想されますのでお早めにお申し込み下さい。
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
日 時:2019 年 2 月 15 日(金) 13:00~17:00
会 場:日本大学理工学部1号館 3 階 131 教室
〒101-8308 東京都千代田区神田駿河台1-8-14
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
交 通:JR 御茶ノ水駅「御茶ノ水橋口」から徒歩 3 分
概要
研削加工は、仕上げ工程を担うことから、切削加工より一段高い加工精度が求められる。それゆえ、高性能な研削盤、砥石が求められるとともに、高度な“技能”が必要とされる場面があるなど、加工技術として独自の分野を形作っている。しかし現在、他の加工技術と同様に、知能化・自動化への対応が強く求められている。
ここではJIMTOF2018を振り返り、そこで登場した研削盤、また研削加工技術、周辺技術を取り上げる。新しい研削盤の狙い、その構造的特徴、知能化・自動化の実際、IoTとの関係など、さまざまな角度から研削加工の将来像を展望する。
主 催:公益社団法人砥粒加工学会 次世代固定砥粒加工プロセス専門委員会
申し込み [締切日:2017年12月07日]