FT専門委員会 第26回研究会開催の報告 平成29年9月26日
「高機能マイクロ・ナノバブルの生産加工への最新応用事例」をテーマに第26回研究会を貸会議室「ジーニアス秋葉原」にて開催した。約20年前から当研究会では除去加工用マイクロバブルクーラントの研究に着手し、各種の加工に応用してきた。近年、当研究会では効果発現メカニズムの解明や高機能化を目的に研究に取り組んでいる。
今回の研究会では、当研究会で取り組んできた経緯や最新事例を岩井学委員長(富山県立大学)と二ノ宮進一副委員長(日本工業大学)が紹介した。産業技術総合研究所 高橋正好氏に「マイクロ・ナノバブルの最新事例」をご発表いただいた。㈱ノリタケカンパニーリミテド社に「研削研磨用濾過装置とウルトラファインバブル(UFB)装置」、㈱岡本工作機械製作所に「高能率研削加工におけるナノバブル発生装置の効果と最新加工事例」をご説明いただいた。
講演会には54名、拡大技術討論会には34名の方にご参加いただき、盛況のうちに終了した。
日本工業大学・二ノ宮進一氏
講演会の様子
産業技術総合研究所・高橋正好氏